ご縁あって、ある講演会に参加しました
「時代に流されない社員を活かす教育哲学セミナー」
というテーマでした
教育哲学とは、なんだか難しそうな話ね・・・
登壇されたのは
「行徳哲男」先生
名前から気難しそうで、哲学哲学な感じ??と勝手に妄想しつつ
見た目のパンチもあるけれど、喋り方のパンチもすごくって(笑)
あの、テニスの「松岡修三」氏が、師と仰ぐ方ですから、熱い人だろうと想像がつくかとは思いますが
1933年生まれというと、御年85歳
85歳の方が、「時代に流されない教育哲学」の話??
昔はこうだった。今の若者は。なんて話になってもおかしくないじゃないですか
何となくピンと来ないでいましたが
お話を聞いていると
最近、登場している20代、30代の若手実業家たちと
同じことを言われていました
まさに今をときめく20代の彼ら、親や、現代の社会人や組織、働き方に疑問を持ち、
そうじゃないと思うぞ!
といった書籍を出し、ツイートし、多くの若者達の指示を受けている彼ら
キンコン西野、編集者 箕輪厚介、大学教授 落合陽一 といった面々らです
行徳先生は、ずっと人間の感性を教育する研修会を何十年もされていて
一貫してこのことを伝え続けていらっしゃるわけです
「人は過ちを犯すから、人間としてより成長が出来る」
日本では一度でも過ちを犯した人間はなる事の出来ない職業「裁判官」や「警察官」だけど、
本当は過ちを犯した人間しか、過ちを犯した人間を裁く事が出来ないのだ。と言われます
その人の気持ちが分かる、どうやって社会復帰できるのかも理解できる
と
もちろん、犯罪を起こせ。ってことじゃなく
「失敗を恐れずにチャレンジしろ」
「良い子でいることに価値が無い」
ということです
「何となく生きることは罪だ」
と
これまでの日本の教育は
「知能」を「脳」を「知識」を詰め込み、テストの点数がいい人をどんどん育ててきた
「頭のいい」「お勉強の出来る」子が、社会でも安泰だった
だけど、今は「頭じゃない」
自分に出会う、関わる全ての人を
いかに「ドキドキ、ワクワク」させるか
そんな人間になることの方が重要
これからは
トキメキ産業しか生き残れない
私も大いに納得です
創業サポートに入らせて頂いたり、同業で開業を希望されたりする方々に相談を受けたりするシーンも多いのですが
「技術」「店構え」「製品」
があれば開業できる
と思っている方が今も後を絶ちません
もちろん、開業は出来ます
ですが、これだけではお客様を獲得できないのです
なぜか
わくわく・ドキドキさせてないからでしょう
お客様は、技術や、製品や、お店の内装でそこを選ぶのではないからです
行徳先生の言われるここが理解できなければ、どんな業種を選んでも同じです
これは、経営側でも、雇用側でも同じ
さぁ、どうやって「自分自身の魅力」を磨き、「ワクワク。ドキドキ」させるのか
人に与える前に、まずは自分が日々「ワクワク。ドキドキ」しながら生きているか!?
ってことに尽きます
まずは、自分から 来年からはちょっと行動変えてみますか!