最近
こんな話をよく聞きます
最近の若い子は・・・・
あはは。年取った証拠ですわね~~
とある男性社長は
新人君を連れてキャバクラに行ったけどね、ちっとも嬉しそうな顔しないのよ
俺が20代前半の頃は嬉しくてたまらなかったけどね~
お酒も飲まないし、早く帰りたいオーラ全開だったわぁ
一方キャバクラにお勤めの女性、現在30代
20代の時にお勤めで、最近ちょっとヘルプでお店に入ることもあるそう
最近の女の子、な~んにもしないですよ
同伴もしない、アフターもしない、お酒も飲まない、営業もしない
ただ座ってるだけ・・・・
最近の。っていつから比べてです??と聞いたら
6年前ですけど・・・
って言われていて、
逆にそんなに昔じゃないのに、そんなに雰囲気変わったんだ!!と驚いて
だって、10年前とか20年前なら大きく違うのも分かりますけどね
「いかに楽に」出来るだけ高い給料を稼ぐか
が今の若い方のテーマなのかな
ま、大人もですけど
キャバクラは、座ってるだけでも時給は2,3,000円もらえるでしょ?
でももっと頑張って歩合が取れればもっと給料は上がる
けど、もっと頑張りたくは無いので、ここまでの給料でOKみたいな感じ
とにかく「受け身」だな~
そう、与えられたことだけをする
自ら考え、より稼ぐ方法や応用は考えないし行動しない
私たち美容業界も同じで
お店側がお客様を呼んでくれて
そのお客様を接待するだけの仕事がしたい
と思っているエステティシャンやスタッフは多い
自分でお客様を呼んでくる。もっと色々提案して自分の給料を上げたい
もっと、自分の能力を上げたい!自分で研修費を払ってまで、外に勉強に行こう
なんて思いのエステティシャンは今どき少ない
でも、それもサロンの教育次第、仕組み次第じゃないか!?
そう、10代~20代前半の内にその思考に洗脳してしまう
というのがこれまでのエステティックサロンのやり方、育成方法でもあったのですが
もはやそれも私は時代遅れ
と思っていて、そんな洗脳にはまるような子すら、今は少ないような気がします
(もちろん全員がそうではないので、その見極めは大切)
そもそも根底に
頑張ってまで、もっと稼ぎたい。もっと自分の能力を上げたい
という思いが少ないからです
それは、日本はやっぱり裕福で、平和だからなんでしょうか
家が貧乏で、苦労してきたハングリーな子だけ、唯一がむしゃらに頑張ってくれる子かもしれません
逆に、「老後に漠然とした不安」を抱いている若者は多く
そこに対しての「稼いでおきたい」という精神はあったりもします
そういう子も同様に、サービス業や、普通の職場では頑張らず
ネットワークビジネスや投機ビジネス、投資なんかに興味を示します
そう、楽そうに見えるでしょ
ガツガツしてなくて、スマートに見え、一攫千金が狙えそうでしょ
汗水垂らして
コツコツ信頼を稼ぐといったような仕事にあまり興味をしめさない
というか、スマートじゃないのでしょう
なんだかクールですよね
お酒を飲んで騒ぐことも、お金の無駄だし馬鹿らしいと思っていたり
汗水流してがむしゃらに働いて稼ぐくらいなら、給料少なくていい。と思ってますからね
もちろん、20年前の若者が、全員どん欲に、でっかい夢を見てがむしゃらにみんな頑張っていたのか!?
というとそんなことはありません
ただ、私たちが20代のころは同世代の人口も多く、就職難でしたから
がむしゃらにやらないといけなかったのかもしれません
どうもこうもない
これが現実、現代の日本です
若い人の上に立つ人や、経営者の人は
そこを理解して、若者と向き合っていかないといけません
彼らの良いところを見つけて引き延ばす
これが出来る上司、営者でないとね。憎まれ口たたいていても何も変わらないのですから
まさか
自分が若いころはあぁだった
普通はこうするもんだ
なんて、自分たちが20代の頃、上司に言われていたようなセリフ、ぼやいて無いでしょうね(笑)