パルファム.でエステティシャンもしながら、創業支援もしております高山です
今日は、県が支援している様々な事業の中から、今話題の「IoT」に関するセミナーがあったので参加してみました
講師は 八子知礼氏 (株式会社ウフル専務執行役員)
さてさて、
「IoT」とはなんぞや!?という方もまだまだ多いと思いますが、ウィキさん曰く
( Internet of Things, IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。それによる社会の実現も指す。「物のインターネット」と表記された例もある
なるほど~~~
って、全然意味分からんっっ
って思った方も多いんじゃないでしょうか?
では、私たちが普段何気に行動していることが、日々どんどん便利になっているのにはお気付きのはず
それはIoTによることが大多数
例えば、
天気予報も、かなり細かいエリアごとに予報が出るようになっていたり
タクシーも専用のアプリがあれば、待ち時間無しにタクシーが目の前に来たり
「便利」
という域を既に超え
「無駄」が無くなり「効率」が良くなっている事が増えてきました
常に、もっと便利にならないのか?もっと効率を上げられないのか?
と考えるのは、お仕事をされている方、経営をしている方には、大変重要なことに思います
「そんなん寂しいわ、人間が人間を接待する、サービスするじゃないと!」
と思うかもしれませんが、残念ながらこれから日本は更に少子化にも拍車がかかります
人が居なくてはそんなサービスも出来ないのです
人材不足は、耳にたこが出来るほど今聞きますから、仕事にあぶれる事はなくなるじゃない。と思えるかもしれませんが
私はここ数年がそのピークで、これからは人間が出来る「仕事の内容」はかなり厳選されてくるだろうなと思っています
「単純作業」や「コミュニケーションが不要」な業務は、近い将来 ロボットが代行するようになります
それも、結構近い将来だと思います
例えば、もう既に自動運転なんて実験がモデルエリアでは日本でも始まっています
これが適えば、「タクシードライバー」、今人手不足と嘆いている「宅配便」「トラック運転手」は要らなくなります
コンビニの店員もロボットでOKになるでしょう
スーパーのレジは既にセルフレジがスタートしていますからね
なんだ、じゃぁ人手不足解消だね
なんて呑気なこともいえません
あなたの今のお仕事は、ロボットに変わらないですか?
「大丈夫、私はいつもこまめにお客さんに連絡をして、お伺いを立て、営業に行ってるもの」
「そろそろお使いのものを見直す時期ですよ」とか「ご機嫌いかがですか?」といった具合です
ところが残念ながら
これらも、「IoT」技術で人間じゃなくても出来る時代が近付いています
もう自宅にいながら、あ、水が無い。洗剤が無い。と、これらのボタンを押すと、すぐにアマゾンから商品が届くという「ダッシュボタン」
多分、これらもよく購入するタイミングをデータ化され、ボタンを押さないでも自動的に商品が届く時代も近いでしょう
え?もう人間が「お伺いたてなくても良くなった?」「ベテランさんの顧客リスト要らなくなる」わけです
もう、気象予報士がいなくても、スマホで分かるようになっているし、しまいにゃ傘立が「今日傘いるよ」って教えてくれる
夜になると町中に飲食店や専門店のゴミが出てきます
何往復もごみ収集屋さんが、町中をトラックで走り回っています
が、これもデータが蓄積されたら、ゴミが出ている一番効率のいい時間だけトラックを出せば良くなりますし
その収集スタッフすら、不用になりますね
私たち美容業界も、人から人へのサービスが売りであり、こればかりはロボットには変えられない物を持ち合わせています
だって、どんなにマッサージチェアが進化しても、やっぱり皆さん人間にマッサージされたいと思いますよね
とはいえ、
人間から施されるお手入れ以上に効果のある「美容液」や「美顔機」が登場し、更にその方の肌のデータを分析し、その方に合ったプログラムを組む美顔機もきっと登場するでしょう
美容業界も淘汰される時代が近いと思っています
もちろん、その中で生き残るサロンは絶対に出てくるのですが
エステサロンの醍醐味は、肌が綺麗になるだけが売りでは無いところもあるからです
となると、そこの部分は人間力であり、もくもくと施術をするだけのスタッフであれば もはやロボットでいいのです
まとめますと
今80歳ならいいのですが
まだまだ私たちの人生は長い
生きているうちに日本には、こういう未来が確実にやってきます
こういった情報を知り、自分はその波にどう乗っていくのかを考えられるかどうかで
この先の何十年の自分の生活、収入は変わるのでしょうね
今日のセミナーでは、大手企業の生産ラインや、これまでの蓄積データをどう生かしていくのか、生かせていないから勿体無い
といった話始まりで、既にそういったポジションの役職の人たちがパソコンもって多く集まっていた印象でした
ただ、こんな身近でこういった「IoT」を活用する時代だ!というセミナーが開催され手いる現実
そして
広島県が特に全国的にもそこに力を入れている
という事実をご存知ですか?
3年間で10億円も準備している自治体は例を見ないそうです
要はこれから数年以内に、また広島も大きく変わろうとしているということです
国を挙げて、県を挙げて、変革しようとしているのに、私たちがそこに気付かず何も変化せず日常を送っていると確実に乗り遅れます
や~~、世の中便利になったね
なんて、呑気なことは言っていられない未来がすぐそこに来ています
ある意味、ワクワク
ある意味危機感をもちならがら、時代の流れを注視していかなくては
確実にこのスピーディに変わる現代に乗り遅れてしまいそうです
皆さんの日常、お仕事はどうですか?